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 「ブライアン・メイへの道」 

これでもかってぐらいの大袈裟なコーラス、攻めまくりのギターオーケストレーション、100年物の暖炉の木で作ったハンドメイドギターからはホルンからチェロの音が出る七色のサウンド、ノーシンセサイザー、華麗なるルックス、もうデビュー当時からミュージックライフ誌では、伝説か神話の様にクイーンを扱っていて、当時中学生だった清水も「キラークイーン」「ボヘミアンラプソディ」で完全に虜になっていた。どうしたらあんなギターが弾けるのか?どうしたらあんな音が出るのか?謎だらけ、当然中学生の清水はコピーすら出来なかった・・・

時は流れてギタリストとして仕事をするようになってからもブライアン熱が冷めることは無く、コピーしたり音色研究したりしていたところ、1999年頃、とあるアーティストのツアー先で、楽器クルーで来ていた伊集院香崇尊氏と出会う。

彼は2001年レッド・スペシャルを作る工房「Kz Guitar Works」を立ち上げ、試作品が出来たタイミングで工房へ行く。

試作品の状態なので「まだまだ改良の余地は有る」と彼はいっていましたが、この状態ですでに素晴しい完成度、

本物だけが持つオーラを感じ、どうやってこの完成度までたどり着いたか聞いてみると、

本物のレッド・スペシャルはブライアン・メイが所有する1本のみ、実物をみることすら出来ないので、今までストックしていた膨大な数の雑誌の切り抜きなどの写真、ビデオ、当時はインターネットが始まったばかりでそんなに情報がなかったのですが、その少ない情報から、ネックのスケールを計算し、全体のサイズ、形、厚みなどなど、様々なデータを写真から割り出して設計図を書いたそうだ。膨大な時間を研究に費やせないとたどり着けない領域に見えた。彼の情熱、探究心、行動力に影響され、彼の作ったレッド・スペシャルを最高の音で弾いてあげたい!!と 心底思うようになり、 更にブライアン熱が高くなって行く。

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ブライアン・メイ・サウンドを再現するには、レッドスペシャル+トレブルブースター+VOX AC30+コインが欠かせないと思いますが、たとえブライアンと同じ機材で弾いたとしても、ブライアンサウンドにはなりません〜そこにはブライアンの奏法「タッチやビブラート」「指癖やフレーズの構築の仕方」などなど、ブライアンが「求めている」「目指す」サウンドがあるからです。奏法的にはマネ出来ても、ブライアンが「求めている」「目指す」サウンドとなると、これは本人じゃないとわからないですよね〜。なぜ?なに?どうしてこういうフレーズ弾いたの?どうしてこういう音にしたの?どうしてこの機材を選択した?

などなど〜ブライアンが影響を受けた音楽、ブライアンならこう弾くだろう!!って言う事を想像し、印象的な奏法やフレーズを誇張していく、そう言う事が出来るようになってブライアン・メイ・サウンドになっていくと思います。なんか精神論的(笑)

 

*ブライアン・メイに特化したレッスンを行います。

ブライアンの気持ちを想像しながら演奏しました。

きっとギターオーケストレーションってこんな事やってみたいのじゃないかな?

ジェイ・グレイドンもこう弾くとなんとなくブライアンぽい(笑)

おまけYOUNG GUITAR 2016 September Special DVD Trailerです。

​清水が解釈したブライアン・メイ奏法、サウンド紹介しています。

2008年 Kz Guitar Works Sound-files

シグネチュアモデルBM Superやディーキー・アンプ・レプリカや

フライヤー・トレブルブースターを使用してサウンドファイルをRecしました。

Kz Guitar Worksのサイトで是非お聴きください。

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